AT&T対BCE:大手通信2銘柄、長期投資家が買うべきはどちら?

 | 2019年06月14日 17:44

FRBによる利下げ観測が高まる中、配当銘柄が買い時になっている。

FF金利先物を考慮すると、現在2.5%の政策金利は2021年までに1.5%へ引き下げられることが織り込まれていることが窺える。

ブルームバーグによると、10日時点で年内の利下げ確率は98.1%を織り込んでいるという。

FRBのハト派姿勢が強まる中、米10年債利回りは2.065まで低下している。

一方で、AT&T(NYSE:T)とBCE(NYSE:BCE)の年間配当利回りはそれぞれ6%、5%を超えている。

現在の金利環境においてこの配当利回りは非常に魅力的であると言える。

それではこれらの企業のリスクを吟味してみよう。

h2 AT&T/h2

世界最大の通信キャリア、米AT&T株は過去2年間で15%以上低下している。13日は32.18ドルで終値を迎えた。

なお同時期の2年間でS&P 500は18%以上上昇している。