チャート分析:ドル円は下落か?

 | 2019年06月19日 12:00

日銀の6月19日、20日に開かれる金融政策決定会合では、現状維持となる見込みとされている。市場は米中貿易戦争やFRBによる利下げ期待が高まる中で、円高に振れることが予想される。

多くのエコノミストは、日銀が今後さらなる金融緩和を実施する予想をしているが、通貨がこの背景に対して動くには時間を要するだろう。また現在注目するべきポイントは、米国の経済指標が弱くとも、利下げや景気刺激策への期待から米国株式市場は上昇していることである。

一方で為替は、利下げ観測が強まる中でドルへの下押し圧力となっている。

ドル円のチャートからも、中短期的な下降トレンドのアクションが読み取れる。