大麻銘柄は、2019年下半期に輝くか?

 | 2019年07月04日 15:00

大麻セクターは不調であったで第2四半期を終え、7月に入り2019年下半期が始まる。

今年初めに急上昇した大麻セクターであったが、第2四半期では米国とカナダ市場共に最悪のパフォーマンスであった。予想よりも低調な収益、継続する供給量不足など度重なる逆風となった。

しかし、これは既存の産業構造を変えるような新興産業にとって不可避の道筋に過ぎないのだろうか?

今年上半期を振り替えながら、上半期の可能性を考察しよう。

h2 拡大する大麻市場/h2

大麻市場には、カナダでの食用大麻の合法化とアメリカでの娯楽用大麻の合法化に伴い、拡大が予想される既存の顧客基盤が存在する。

直近3ヶ月の下落にもかかわらず、主要な大麻銘柄は年初来では上昇となっている

買い機会をうかがっていた投資家たちにとって、この一時的な株価の停滞期こそが絶好の参入時期かもしれない。

h2 第2四半期でパフォーマンスが悪かった大麻銘柄/h2
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大麻銘柄のうち、2019年第2四半期で最も低調だったのはキャントラストホールディングス (TSX:TRST) (NYSE:CTST)であった。6月30日までの3ヶ月で、ニューヨーク証券取引所では36.5%安、トロント証券取引所では37.5%安となった。