IBM第2四半期決算報告 レッドハット巨額買収の展望は?

 | 2019年07月17日 13:12

h2 ・17日大引け後に第2四半期(4-6月期)決算報告h2 ・予想売上高は191億8000万ドル、予想EPSは3.08ドル/h2

米IT大手のIBM(NYSE:IBM)の前途には様々な苦難が待ち構えている。同社の売上高は減少傾向にあるが、レッドハットの大型買収で復活を遂げられるのだろうか。

ハードウェアやITサービスといった同社の歴史ある事業は近年伸び悩んでいる。

大企業向けのクラウドやAI事業ではアマゾン(NASDAQ:AMZN)やグーグル(NASDAQ:GOOGL)と競合しており、IBMはシェア獲得に苦戦している。

2018年の増収率は1%で、6年連続の減収となった。今年4-6月期の予想売上高は4%減の191億8000万ドル。通期売上高は778億ドルとなる見通しで、1990年後半以来の低水準だ。