アップル株には更なる上昇ポテンシャル

 | 2019年08月08日 17:21

アップルが7月30日に発表した第3四半期決算は売上高・利益の両面で予測を上回り、売上高ガイダンスにおいても予想を上回った。決算報告後、同社株は米中貿易戦争激化により下落するまで上昇を続けた。

しかし、アップル (NASDAQ:AAPL)は収益源を拡大しつつあり、貿易戦争が激する中でも株価は上昇する可能性がある。

同社はiPhoneの売上低迷や中国市場の不調等の問題に直面しながら、今回の好調な業績を計上している。今回収益に大きく貢献したのは、ウェアラブル端末とサービス事業の2つだ。

同社の収益源は、携帯電話の販売というシクリカル性に囚われたものへの依存から脱却し、より予測が容易な線形のサービスモデルへと変化しつつある。この変化は同社のP/Eを引き上げ、消費者サービス銘柄の水準に達するだろう。