ネットフリックス株の下落:買い時かそれとも長期にわたる弱気サインか?

 | 2019年08月28日 14:46

直近1年はネットフリックス (NASDAQ:NFLX)にとって厳しい年だった。その株価は、アマゾン・ドット・コム (NASDAQ:AMZN)やアップル (NASDAQ:AAPL)など5大IT企業の中で最も下落している。

他のテクノロジー企業を凌駕する過去10年のすばらしいパフォーマンスの後の今の急激な株価の下落は、買い時なのかそれとも長期にわたる弱気サインなのかと投資家を迷わせている。

この根本的な疑問への答えは、ダイナミックかつ急速に変化するビデオストリーミング市場を考えると、簡単には出せないはずだ。ネットフリックスの買い方を不安にさせるのは、今までなら押し目買い戦術が有効だったのに今回は下落が続いていることだ。

例えば、ネットフリックスは、最新の決算後に株価が急落した後も5週間にわたり依然として株価が低迷している。株価は19%以上下落しているが、以前のように強気相場の中で、押し目が買われた時の下落とは異なるようだ。株価は昨日も下落し、291.03ドルとなっている。