ピンカス コーエン | 2019年10月08日 14:51
ビットコインは、9月3日の終値からほぼ25%下落している。6月26日の13764ドルの高値以降下降トレンドとなっており、今後もさらなる下落が予想される。
非中央集権型の資産として、ビットコインの価格を動かすものへの議論は絶えない。最近では、最大供給量の2100万BTCを超える可能性 があることが議論されていた。この最大供給量が増える可能性は、ビットコインの価値を下げる要因に他ならない。現在では1800万BTCがマイニングされて流通している。
ビットコインは9月下旬に2日間で20%した下落から回復にいたっていない。以下ではチャートを用いて、なぜこのようにビットコインがテクニカル的に弱いのかを簡単に分析する。
まず上図のビットコインの日足チャートでは三角持ち合いの先端で、20%の下落が起こっている。その後は下降フラッグが形成されていることが窺える。
20%の下落の後で強い押し目買いは入らず、フラッグの形成となった。下降フラッグは、強い下落の後に見られるパターンである。
さらに、この下降フラッグの上限には200日移動平均線が抵抗ラインとして機能していることが窺える。そして、10月6日にこの下降フラッグを下抜けし、さらなる下落の始まりとなる可能性が示唆された。
慎重なトレーダーは、フラッグの上限を超えないことを再度確認し、ショートエントリーを見計らう。
一般トレーダーは、9月30日の安値である7753ドルより下で終値を迎え、その後の戻しでより良いショートエントリーを検討。
積極的なトレーダーは現在ショート
エントリー: $8,100
損切り: $8,600 – 200 DMA
損切り幅: $500
目標価格: $6,600
利確幅: $1,500
リスクリワードレシオ: 1:3
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