アップル史上最高値更新、この流れは今後も続くのか?

 | 2019年10月15日 17:56

米アップル (NASDAQ:AAPL)の株価は、現在上昇を続けている。一部のアナリストは以前、iPhone事業が成熟期を迎え、株価を下押しすると見ていた。

アップルに対する悲観的な予想は、iPhone 11の発売後では急速に弱まっている。先週の日本経済新聞の報道によると、アップルがサプライヤーに対してiPhone 11の生産を10%増やす指示を出したとのこと。

ファクトセットによると今年度のiPhone出荷数に関するアナリスト予想は、iPhone 11が9月20日に発売されて以来、300万台増加している。

JPモルガンのアナリストであるSamik Chatterjee氏は「我々はiPhone出荷数の予想を控え目に上方修正している。アップルに対する投資家心理は大幅に改善するだろう」と述べ、アップルの目標株価を243ドルから265ドルへ引き上げた。また、「2020年9月に発売が予定されている5G対応のiPhoneを見越して、2020年2021年の予想出荷数も上方修正している」と付け加えた。