貿易戦争を背景に金は1600ドルへ向かうのか

 | 2019年10月16日 17:31

金先物は1500ドル台を下回り、上値が重い展開となっている。また、米中貿易協議では部分合意で景気懸念が後退したことにより安全資産である金の下押し圧力は加速している。

米中貿易戦争は金価格を左右する大きな要因として見られてきたが、今後も両国の紛糾は本当に金の好材料となりえるのだろうか。また、年末までに金は1600ドルを上回ることができるのだろうか。本記事では、貿易戦争と金価格のいままでの相関関係を取り上げる。