決算シーズン始まる中、買うべきセクターと避けるべきセクター

 | 2019年10月18日 17:54

長引く米中貿易戦争の影響を受け、米国市場における第3四半期の決算報告は低調な結果となっている。

ファクトセットのデータによれば、S&P 500における第3四半期の利益は前年比4.1%減少すると見込まれている。第1四半期では0.4%、第2四半期では0.3%の減少となっており、予想通りの結果となれば3期続落となる上、2016年第1四半期以来の大幅な減少となる。

セクター別では、エネルギー、IT、素材セクターを中心に、計6つのセクターで減少が見込まれている。一方で増加が見込まれているのは公益事業と不動産などの4セクターのみである。

また資本財セクターは横ばいとなる見込みだ。