【決算前プレビュー】ツイッターの40%の高騰は妥当なのか?

 | 2019年10月23日 11:42

・10月24日寄り付き前に第3四半期(7-9月期)決算報告発表

・予想売上高:8億7363万ドル

・予想EPS:0.20ドル

現在米国のSNSセクターでは規制がますます厳しくなっているが、そうした中でツイッター (NYSE:TWTR)は注目するに値する銘柄だと言えるだろう。同社は次々と予想を上回る業績を残し、SNSセクターで成長戦略を順調に進めている唯一の銘柄だと言えるためだ。

ツイッターは第2四半期(4-6月期)まで7期連続で黒字を達成している。また新規ユーザー獲得の面においても、SNSセクターがセキュリティ対策の圧力を受ける中で、同社はそうした圧力にも柔軟に対応できるとしている。

またデイリーアクティブユーザーは第2四半期に500万人増加し1億3900万人となったが、これは2017年夏以来となる大幅な増加である。堅調な同社の動向を受け、同社株はその魅力を増している。今年に入りツイッター株は40%以上も上昇しているが、これは同期のナスダックと比較して約2倍の上昇率だ。