【決算前プレビュー】ヘキソは悪循環に歯止めをかけられるのか

 | 2019年10月30日 17:26

ヘキソ(NYSE:HEXO)(TSX:HEXO)は本日、第4四半期(5-7月期)決算を発表する予定である。

同社は先週、決算報告の延期を発表した。7000万カナダドル(5360万米ドル)の私募債発行を受け、決算書の作成に時間がかかっているとのことだった。

ヘキソは10月初旬、アナリスト予想を下回った2020年度の業績見通しを撤回した。これにより、同株は約22%安となった。業績見通しの撤回以来、投資家は同社に対して厳しい目を向けている。同社は、第4四半期における売上高を1450万カナダドル(1096万米ドル)から1650万カナダドル(1104万米ドル)の間で予想しているが、これは第3四半期の売上高である1300万カナダドル(983万米ドル)の2倍という当初の予想を大きく下回る。

同社は24日、管理職を含む200人のリストラを表明した。今回のリストラによって、最高製造責任者や最高マーケティング責任者も会社を辞めることになる。同社の従業員数は約1000人程であった。