今週注目の3銘柄: ティルレイ、ウォルマート、 エヌビディア

 | 2019年11月11日 18:45

先週では米中貿易合意が楽観視され、米国株式市場は続伸し、すべての主要な指数の終値は最高値圏に達している。S&P500は5週連続で上昇し、11月では1.8%の上昇となっている。

しかしトランプ米大統領は8日、対中関税の撤廃に関して合意していないと述べ、中国の報道官が7日、お互いの追加関税を段階的に撤廃していくことで合意した報道を否定し再びマーケットに緊張が走っている。

そのようなマクロ環境の中、投資家が注目するべき決算を控える3企業を紹介する。

h2 1. ティルレイ(Tilray)/h2

ブリティッシュコロンビア州ナナイモに拠点を置く大麻企業のティルレイ (NASDAQ:TLRY)は、11月12日(火)の引け後に2019年度第3四半期(7-9月期)決算を発表する。 予想売上高は4939万ドル、予想一株当たり利益(EPS)は-0.30ドルの赤字である。

8月の第2四半期(4-6月期)決算報告では、市場予想を上回った損失となった(EBITDA)。売上高は4590万ドルで市場予想(4030万ドル)を上回ってはいたが、1790万ドルという税引前損失を嫌気し同社株は売られた。

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ティルレイは損失の増加は事業拡大による運用コストの上昇、転換社債による支払利息、企業買収、および海外展開による費用のためであると述べている。