ネットフリックス:競争が激化する中、グローバルな成長が鍵となる

 | 2019年12月25日 17:50

ネットフリックス (NASDAQ:NFLX)は、過去10年間で3726.2%高となっている。

しかし、今後も大きく値上がりするとは限らない。競合が増えていく中で、今後の同社の成長は不透明である。

先月、ウォルト・ディズニー (NYSE:DIS)とアップル (NASDAQ:AAPL)は、動画ストリーミングサービスを開始した。また、来年にはAT&T(NYSE:T)がストリーミングサービスの「HBO Max」、コムキャスト (NASDAQ:CMCSA)は「ピーコック」を開始予定である。

競争の激化によって、顧客の流出や価格競争に巻き込まれることが予想される。例えば、ディズニープラスは月額6.99ドルとなっており、ネットフリックスの月額12.99ドルを大きく下回る。

ネットフリックスを取り巻く競争環境が急速に変化する中で、同社の株価は7月以来で約16%安となっている。