【商品先物】原油価格下落、金は1600ドルが視野へ

 | 2020年01月28日 18:24

新型コロナウイルスによる世界的なリスク回避の動きは、サウジアラビアが全く予期していなかったことだ。

12月にはOPECで協調減産拡大で合意したものの、現在はコロナウイルスという新たな懸念材料に直面している。

27日午後、WTI原油は16週ぶりの安値である1バレル当たり52.19ドルとなった。これを受け、今後50ドルを下回るとの予想が強まっている。英ブレント原油は60ドルを下回り、14週ぶりの安値である58.68ドルとなった。

原油下落はいつ終わるのか/h2

たった1週間でWTI原油は11%安となり、月次では13%安となる見込みである。ブレント原油は週次では約9%安、月次では約11%安となる見込みである。