今週注目の3銘柄:ウォルマート、テスラ、ディア・アンド・カンパニー

 | 2020年02月18日 15:38

新型コロナウイルスによって世界経済の鈍化の懸念があるのにも関わらず、米国株式市場は高止まりしている。市場が楽観的なのは、米国の経済指標は経済が堅調であることを示し、企業の決算も良い結果が出ているためである。

先週金曜日では1月小売売上高が4ヶ月連続で増加になったことが明らかとなった。また1月はガソリン価格が下落したことが消費を支えたとも考えられる。

コロナウイルスの進展が現在のマーケットの焦点ではあるが、本記事では今週に注目するべき価値のある企業を3つ取り挙げる。

h2 1. ウォルマート(Walmart)/h2

米国の消費は堅調である中で、米国最大の小売業であるウォルマート (NYSE:WMT)は2月18日の引け後に決算発表を予定している。市場予想では、1425.7億ドルの売上高で、EPSは1.44ドルとなっている。

米国市場では21期連続で売上高が成長しており、今回の決算もネガティブサプライズとなる可能性は低いと考えられる。