新型コロナウイルスの煽りを受ける大型3銘柄:アマゾン、アップル、ナイキ

 | 2020年03月03日 10:17

中国以外でのコロナウイルスの拡大は、株式市場を下押ししている。株式の売りが増える中、中国に強く影響される企業を見分ける必要がある。

米国における大手小売店や大手製造業、一部のテクノロジー企業は、中国からの輸入や中国市場に強く依存している。

米通商代表部(USTR)によると、2018年の米国全体における輸入額の5分の1は中国が占めている。また、その中で、家具や玩具、スポーツ用品、プラスチック製品が上位の輸入品目となっている。

以下はコロナウイルスによる売りが加速した場合に、大きな影響を受ける可能性が高い3銘柄である。

1.アマゾン/h2

Eコマース大手のアマゾン・ドット・コム (NASDAQ:AMZN)は24日、約5%安となりテクノロジーセクターの中で最も大きく下落した。アマゾンにとっての最大の懸念は、コロナウイルスが沈静化せず、在庫不足になることである。

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同社は無駄のない在庫管理システムを有するが故、他の小売業者に先駆けて在庫不足に陥る可能性がある。