新型コロナウイルスが拡大する中、お勧めの10銘柄

 | 2020年04月03日 11:29

新型コロナウイルスは今後、企業業績や金融市場に影響を与え続けるだろう。

ドナルド・トランプ米大統領は今週、新型コロナウイルスが流行し、多くの命が危険に晒されている中「非常に痛みを伴う2週間」に備えておくべきだと語った。

このような不確実性の中で有望な銘柄を見つけることは、困難と言えるだろう。以下が長期投資におすすめの10銘柄である。

高配当4銘柄/h2

不況下においては多くの企業が現金を温存し、配当を見送るため、高配当銘柄を見つけるのは難しい。

そこでゴールドマン・サックスは、90四半期連続で減配なしの企業を、ラッセル1000からピックアップしている。同銀行によると、これらの企業は十分な現金と健全なバランスシートを持っているとのこと。

例を挙げると、ホーム・デポ (NYSE:HD)やIBM (NYSE:IBM)、スリーエム・カンパニー (NYSE:MMM)、シスコ・システムズ (NASDAQ:CSCO)などである。

ゴールドマン・サックスのストラテジストであるCole Hunter氏は30日、「これらのラッセル1000企業は、継続的に配当を支払う意向を示しており、新型コロナウイルス拡大前からそれほど暴落していない」と述べた。

大型3銘柄/h2

また、バンク・オブ・アメリカはこの非常に厳しい経営環境の中で生き残る可能性の高い「トップ10米国株」を発表した。

このリストには、アップル (NASDAQ:AAPL)などが含まれている。同銀行によると、コロナウイルス関連の悪材料のほとんどが、既に織り込まれているという。アップルは1月の最高値から26%の急落後、現在は240.91ドルで取引されており、長期・短期の投資家にとって魅力的なエントリーポイントとなっている。同銀行は、アップルの目標株価を300ドルに設定し、買い推奨としている。