【米国株】今週注目の3銘柄:J&J、シティグループ、シュルンベルジェ

 | 2020年04月13日 11:31

新型コロナウイルスによる株式市場の下落は終わりを迎えたようだ。S&P500は9日、3月23日の安値から約26%高となった。

株式市場の上昇の背景には、新型コロナウイルスの見通し改善や政府による莫大な景気刺激策、減産合意への期待感などがある。

しかし、新型ウイルスの動向は不透明であり、企業業績の見通しも暗いため、現在の株高は不安定である。一部の米企業は今週、第1四半期決算を予定しており、業績悪化が懸念されている。

決算報告では、当面の景気の方向性や世界的なロックダウンが長期化した場合の最悪のシナリオなどを知ることができるかもしれない。以下は、今週決算報告を行う3銘柄である。

1.J&J/h2

ヘルスケア大手のジョンソン・エンド・ジョンソン (NYSE:JNJ)は14日の寄り付き前、第1四半期(1-3月期)決算を報告する。同社のベビーパウダーに関する訴訟が増加していることを受け、業績の悪化が懸念されている。

しかし、新型ウイルスが流行する中、安定的な配当を支払い、上昇基調にある同株の見通しは明るいだろう。