【米国株】米銀大手の第1四半期決算 新型コロナウイルスの経済への影響が明らかに

 | 2020年04月14日 12:54

JPモルガン・チェース (NYSE:JPM)やシティグループ (NYSE:C)、バンク・オブ・アメリカ (NYSE:BAC)、ゴールドマン・サックス・グループ (NYSE:GS)、ウェルズ・ファーゴ (NYSE:WFC)を含む米国大手金融機関は今週、2020年第1四半期(1-3月期)決算を報告する。決算報告では、新型コロナウイルスの影響で業績が大打撃を受けていることが予想される。

世界的にロックダウンが実施される中、その影響を免れる金融機関は存在しないだろう。FRBの緊急利下げを受け、金利はほぼゼロ金利の状態となっている。さらに、過去10年間に渡って米国経済を牽引してきた消費者支出は大幅に落ち込んでいる。

今後、ホテル業や観光業、飲食業など新型ウイルスの影響を大きく受けた業界からの債務不履行が増えるだろう。不景気が間近に迫っており、金融セクターはアンダーパフォームしている。