【米国株】景気回復時に恩恵を受ける3銘柄

 | 2020年05月07日 13:15

米国では新型コロナウイルスによるロックダウンから、徐々に経済活動が再開され始めている。

カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は4日、書店や生花店、衣料品店、スポーツ用品店などで、商品の受け渡しを店舗の前で行うことを許可した。

新型コロナウイルス感染拡大の中心であるニューヨーク州では、15日から一部小売店の段階的な営業再開を計画している。

以上を踏まえ、景気回復時に恩恵を受ける3銘柄を紹介する。

1.スターバックス/h2

コーヒーチェーン大手のスターバックス (NASDAQ:SBUX)は5日、今週末までに85%以上の店舗を再開する計画を発表し、株価は値を上げた。

当初は、店舗の営業時間を変更し、ピックアップやデリバリー、ドライブスルーのみを提供する予定だ。6月初旬までには、営業時間を短縮した上で90%以上の店舗がオープンするとのこと

同社は第2の市場である中国においても、同様の営業再開計画を実行している。同社CEOのケビン・ジョンソン氏は以下のように語った。

「米国での営業再開のアプローチは、中国で学んだ。中国では既に98%以上の店舗が一定の条件の元、営業を再開している」

中国市場における同社の競合のラッキン・コーヒー (NASDAQ:LK)は、2019年売上高を3億ドル以上水増しした疑惑がかけられており、同社にとって追い風となっている。

同社は1月から3月末までに株価が約50%安となった。現在の株価は、年初来で17%安となっている。