【今週注目の3銘柄】ウォルマート、エヌビディア、アリババ

 | 2020年05月19日 12:21

米国株式市場は3月の安値から大幅に回復した後、今後下落する可能性がある。

ドナルド・トランプ米大統領は中国に対して、新型コロナウイルス発生時の対応を非難しており、市場は貿易戦争の可能性に注目している。米商務省は15日、「ファーウェイへの輸出禁止を強化する」と述べた。

これを受け、中国国営の「環球時報」の編集長であるHu Xijin氏は、クアルコム (NASDAQ:QCOM)やシスコ・システムズ (NASDAQ:CSCO)、アップル (NASDAQ:AAPL)などの米国企業について、中国は「制限または調査」を行う可能性があると述べた。

米中の緊張が高まる中、以下が今週注目の3銘柄である。

1.ウォルマート/h2

米小売大手のウォルマート (NYSE:WMT)は19日の寄り付き前、第1四半期(2-4月期)決算を報告する。予想では売上高が1310億ドル、EPSが1.13ドルとなっている。

新型ウイルスの流行で消費者が必需品や食品の買いだめに走る一方、同社はロックダウン中にも営業を継続していた。