【米国株】なぜ住宅関連銘柄が値を上げるのか?

 | 2020年06月24日 11:29

何百万人もの人々が失職し、新型コロナウイルス第2波の懸念が高まる中、なぜ住宅関連銘柄が値を上げるのだろうか。

歴史的にも非常に高い失業率を記録する中、米住宅価格は上昇しており、住宅ローンの需要が急増しているのだ。

低金利/h2

米抵当銀行協会(MBA)によると、ローン申請件数は9週連続で増加している。これは1月下旬ぶりに高い水準である。

MBAのMarina Walsh氏は、2020年の1月から3月にかけて住宅ローンの平均的な利ざやは0.61%であり、2008年における同時期の約2倍になっていると述べた。

住宅ローン業界最大手のミスター・クーパー・グループ (NASDAQ:COOP)は28日に投資家に対して、今期の利ざやは前年同期の約3倍の3%になる可能性があると語った。