楽観的にも見える市場の景気回復予想。

 | 2020年07月07日 11:47

7月に入りましたが、基本的に今月は株を買い増しせずに様子見をしようと思っています。

今月すぐに「株の大きな下落がある」と思っているわけではありません。4-6月までアメリカは順調に経済活動を再開させてきたので、7月に発表される経済データも企業決算で良い数字が発表されて、株価が上昇する可能性もあると思っています。

ただ、4-6月に経済の回復を急ぎすぎたせいで、新型コロナウイルスの再拡大を招いて、今後の景気回復が危ぶまれている気がします。早期に経済活動を再開させた州を中心に新型コロナウイルスの感染再拡大が広まっているのは、かなり気がかりです。

また、都市封鎖をせずに済んだとしても、市場が予想している2021年後半の経済本格回復は少し楽観的だと思っています。

この記事のポイント

  • 7月は今のところ株の追加投資は見送る予定。新型コロナウイルスの感染再拡大で景気回復が弱まる恐れがある他、市場の景気回復予想が楽観的だと感じるため。
  • ブラックストーンによれば、新型コロナウイルスの第2波による都市封鎖がなかったとしても、市場が予想している2021年の景気本格回復は楽観的と予想。

もちろん経済と株式市場はいつも同じ動きをするわけではないので、経済がダメでも株価が上昇することは珍しくありませんが、どうも市場の経済予想が楽観的な気がするので、しばらく様子を見ることにしようと思っています。

7月の米国株追加購入を見送る理由/h2


7月は買いたい銘柄で特に大きな株価の下落がない限り、今のところは追加投資を見送ろうかと考えています。

今月の追加購入を見送る理由

  • アメリカでの新型コロナウイルスの感染再拡大で、一部の都市で再び封鎖が起こる恐れがあるため。
  • 市場が期待している経済の本格回復予想が楽観的に見えるため。

理由1:感染再拡大による都市封鎖の恐れ/h2


1点目の新型コロナウイルスについては、過去の記事で取り上げてきた通りです。