何を考えて投資しているか【2020年8月時点の雑感】

 | 2020年08月18日 15:41

2020年の8月時点で、何を考えていて投資しているかをこの記事でつらつらと書いていきます。

この記事のポイント

  • 20年8月時点の保有株はハイテク中心だが、コロナ後に業績を回復させるはずの非ハイテク株の比率を少しずつ上げていく。
  • コロナで経営が悪化した企業はしばらくしてから倒産する恐れがあるので、航空・ホテル・石油などへの投資は2021年前半までは慎重に進める。
  • 長期金利が上昇すれば、理論的には株価は下がる。でも、実際に金利上昇を理由にした株価下落が起こればFRBがすぐに国債の買い増しして対処するはずなので、金利上昇の株への悪影響は現段階では気にしない。
  • FRBが金融緩和をためらうのは、インフレ率が2%を大きく超えて上昇した場合。金利と同様にインフレ率にも要注意だが、8月時点ではどちらも問題ない。
  • ゴールドは長期金利が1.0%前後に収まるなら、保有を続けて問題なさそう。国債は期待リターンが小さいので保有は避けている。

非IT銘柄の比重を上げていく/h2

2020年にハイテク株は大きく値上がった背景には、新型コロナウイルスの影響があったと思っています。

世界中で外出禁止令が出ても、アマゾン(NASDAQ:AMZN)やマイクロソフト (NASDAQ:MSFT)などのハイテク企業は安定して成長できたため、投資家の資金がハイテク企業に集中して流れ込む動きがありました。

でも、この1ヶ月ほどは新型コロナウイルスの流行に苦しんだアメリカでも少しずつ感染拡大を抑え込んでいる兆候が見られています。