樺 淳一 | 2020年10月12日 10:47
前回の解説(10/5)では、9/30高値(105.80)を切り上げて106円の節目をクリアできれば買い予定と解説。
10/7の相場で106.10まで上値を伸ばしましたが、
その後すぐに106円を割り込むなど戻りの強さも目立ちましたので、
ダマシの可能性を考慮して様子見としていました。
そして、先週金曜日にはグッと下げが目立つ動きとなり、
本日10時20分時点では105.50台まで下げていますので、
106円の壁は厚い状態となっていますね。
そのため、このまま下げが続き、
10/2安値(104.94)を切り下げるようであれば売り目線。
再び買いが強くなり、
10/7高値(106.10)を切り上げれば買い目線で
トレードを検討したいと考えています。
【4時間足チャート】
もちろん、先週のように高値や安値を更新した後に
逆行する(ダマシ)可能性もありますので、
価格の値動きだけを見てポジションを取るのではなく、
ある程度の時間経過やトレンドの形なども考慮する必要があるでしょう。
また、トランプ米大統領のコロナ感染報道で急落したように、
突然の報道などで上下どちらかに大きく動く事もありますので、
値幅には余裕を持って対応する事も大切です。
あとは、今後の値動きを確認しながら随時判断致しますので、
トレンドの変化などございましたら改めて解説させて頂きます。
一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
●今日の経済指標
[アメリカ] 休場
15:00 [ドイツ] 9月卸売物価指数
20:00 [ユーロ] ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
25:00 [イギリス] ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言
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