樺 淳一 | 2020年10月21日 11:30
●相場解説
欧州の新型コロナウイルス感染が深刻化する中、
ユーロは上げが目立つ展開に。
ドル売り要因もありますが、
グッ、グッとストップを巻き込みながら上げていますね。
こういったパターンの場合は、
もうしばらくストップ(損切り)を巻き込みながら
上げ続ける可能性もありますので注意が必要です。
また、トレンドにつきましても、
9月末から1.17~1.18のレンジで持ち合っていましたが、
連日の上げで上値に到達。
現在、10/10高値(1.1831)を切り上げてきましたので、
もう一上げして買いが続くようであれば、
注文を出したいと考えています。
【日足チャート】
ただし、過去の値動きを見ても分かるように、
7月末から1.19~1.2にかけて何度も戻されていますので、
上値追いには注意が必要です。
また、このまま高値を引っ掛けて戻る(ダマシ)の
可能性もあるでしょう。
仮に下げに転じた場合は、
9/25安値(1.1612)の切り下げ後、
売り目線で対応したいと考えています。
またトレンドなどに変化などございましたら
改めて解説させて頂きますので、
一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
●今日の経済指標
15:00 [イギリス] 9月消費者物価指数
16:30 [ユーロ] ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言
20:00 [アメリカ] MBA住宅ローン申請指数
27:00 [アメリカ] 米地区連銀経済報告(ベージュブック)
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