樺 淳一 | 2020年11月02日 10:47
●相場解説
先週の相場では一時104.02まで下げる場面があったものの、
週末にかけて反発。
7月から104円台で何度もサポートされており、
今回も買い支えられる結果となりました。
しかし、明日から投票が始まる米大統領選次第で
再び上下どちらかに大きく動く可能性がありますので注意。
(前回2016年は約1ヶ月で15円以上の上昇)
振れた方角やトレンドの変化を確認して
売り買いを判断致しますので、
買いは、10/7高値(106.10)を切り上げてから。
売りは、104円の節目を割り込んでから
トレードを検討したいと考えています。
なお、フォーメーションと致しましても、
106円を超えた場合は
9月以降からWボトム形成となり上昇転換。
104円の節目を割り込んだ場合も、
高値切り下げ型の三角持ち合いを下抜けとなりますので、
分かりやすいトレンド転換となるでしょう。
【日足チャート】
ただし、米大統領選の後はFOMC、
週末には米雇用統計と今週はイベントが目白押しなので、
日替わり相場となる可能性に注意。
また、高値や安値を更新してもその日のうちに逆行し、
日足でヒゲを形成する事もありますので、
ダマシの動きにも警戒が必要です。
あとは、今後の値動きを確認しながら判断致しますので、
トレンドの変化など目立った動きがございましたら
改めて解説させて頂きます。
一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
●今日の経済指標
10:45 [中国] 10月Caixin製造業購買担当者景気指数
17:50 [フランス] 10月製造業購買担当者景気指数
17:55 [ドイツ] 10月製造業購買担当者景気指数
18:00 [ユーロ] 10月製造業購買担当者景気指数
18:30 [イギリス] 10月製造業購買担当者景気指数
23:45 [アメリカ] 10月製造業購買担当者景気指数
24:00 [アメリカ] 10月ISM製造業景況指数
24:00 [アメリカ] 9月建設支出
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