【FX】11/10 ドル円のトレードポイント

 | 2020年11月10日 10:39

●相場解説


すでに報道されている通り、
昨日は米製薬会社大手のファイザーが新型コロナウイルスについて、
最終段階の臨床試験で9割以上の感染予防の効果が見られたと発表。

この報道で、今後の経済停滞が回復するとの期待が大きくなった事から
株式、為替相場共に急騰。

日経平均株価は25,000円台と29年ぶりの高値となり、
ドル円は103円台から一時105.64まで値を飛ばす結果となりましたね。
ただ、10時現在はNYダウが昨日高値から約1,000ドルの反落。

日経平均株価も昨日夜間で26,000円近くまで上昇したものの、
10時現在の価格は25,100円台と調整の動きが目立っていますね。

このように、大きく上げた分、下げ幅も伴うという事は
頭に入れておかなければなりません(ボラティリティの上昇)

また、ドル円も昨日高値(105.64)から105円近辺まで下げており、
本日ゴトー日の影響も限定的(5,10のつく日はドルが買われやすい)

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さらに注意したいのは、
ドル円の長期下落トレンドが変化してないという事です。

日足チャートをご確認頂いていても分かる通り、
3月にコロナの影響で大きな上げ下げが起きた後は、
ほぼ75日移動平均線で戻されており、
今回もその水準で止まっている事が分かります。

そのため、昨日高値(105.64)を切り上げると共に、
75日移動平均線や先行スパンをクリアしてから
買いに転じても遅くないと考えています。


【日足チャート】