原油は下落しているが、買い場が近いのか？
杉田 勝 | 2020年12月09日 12:26
WTI原油マーケットはOPECプラスが先週これまでの770万バレルの減産幅を1月から720万バレルへと若干減産幅を引き下げることを決定しています。当初580万とすると予測されていただけにマーケットはブルに推移してきていました。
ところが、今週になって経済制裁を受けているために減産対象外メンバーであるイランは3か月以内にフルキャパで生産できるとの報道なされたことで、反落していました。今朝はそれに加え米国のAPIが発表した原油在庫が予想と違って増えていたことなどの理由でさらに安くなっています。
一方、ワクチンが実用化されることで、経済復活し石油需要が増えるとの連想から原油価格は下支えされています。
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