樺 淳一 | 2020年12月15日 11:58
昨日の相場でドル売りが目立ち、一時103.51まで下落。
11/18安値(103.65)を更新し
11/6安値(103.17)を目指すかといった場面でしたが、
ここでストップして急反発。
今回も104円台を回復する結果となりましたね。
また、下げ幅を全て戻した事で日足では長い下ヒゲを形成。
反発継続を示唆する形となっていますが、
目先には25日移動平均線や過去の高値など上値が意識されやすい環境。
104円台前半は上値が重くなりやすいので、
まだ買い進むには待ちたい場面です。
そのため、11月下旬から続いている持ち合い相場から
どちらに振れるか?
引き続き、トレンドの変化を確認してから
順張りしたいと考えています。
【日足チャート】
なお、昨日の相場で103.51まで下げて安値を更新しましたが、
「安値を更新したから103.20まで売りだ」
と、突っ込み売りをしても、
今回のように急反発して全戻しとなる事がありますので注意。
特に、こういった持ち合い相場では高値や安値を引っ掛ける事が
頻繁に発生しやすいので、慌てて飛び乗るのではなく
少し様子見してから判断しても遅くないと考えています。
なお、明日にはFOMC、明々後日に日銀会合の結果発表と
ドルや円に影響が出やすいイベントが続きますので、
こうしたイベントをきっかけにトレンドに変化が出るか注目。
また何か目立った動きがございましたら
改めて解説させて頂きますので、
一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
●今日の経済指標
16:00 [イギリス] 11月失業保険申請件数
16:00 [イギリス] 11月失業率
16:45 [フランス] 11月消費者物価指数
22:30 [アメリカ] 12月ニューヨーク連銀製造業景気指数
22:30 [アメリカ] 11月輸入物価指数
22:30 [アメリカ] 11月輸出物価指数
23:15 [アメリカ] 11月鉱工業生産
23:15 [アメリカ] 11月設備稼働率
30:00 [アメリカ] 10月対米証券投資
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