Pyxis JeanPierre | 2020年12月28日 15:56
日々是相場 -夕刊- 2020年12月28日(月)
日経平均 26,854.03 円 △ 197.42 円
≪東証一部≫
売買高 10億0,914万株
売買代金 1兆9642億2600万円
値上り銘柄数 724 銘柄
値下り銘柄数 1,377 銘柄
騰落レシオ(25日) 101.01 % ▼ 4.58 %
為替 1ドル=103.50 円
☆ 市況概況 ☆
配当取りの買いや損出しと見られる買戻しで堅調
欧米市場が休場となった週末を超えて本日の日本市場は買い先行となった。特に買い上がる材料があったというわけでもなく、新型コロナウイルスの感染拡大が続き上値も重いのだが、年内受け渡し最終日ということで買戻しを急ぐ動きなどもあり、閑散とした中で堅調だった。
昼の時間帯も先物の買戻しがみられ、後場に入るといったん上値を試すような展開となった。ただ、積極的な買い手には乏しく、買戻し一巡となったものから上値は重く下げることはないもののさらに上値を買い上がることもなく、指数は膠着となり、最後まで方向感に乏しいなかでも最後は買戻しを急ぐ動きもあって高値引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されるものも多く、総じて冴えない展開となった。東証マザーズ指数、二部株指数、日経ジャスダック平均と下げ渋りは見られたものの揃って軟調だった。先物はまとまった売り買いは散発的にみられるものの指数を大きく動かすこともなく、方向感に乏しい展開が続いた。
閑散に売り無しという状況が続いている感じだ。年末を意識して買い難いものの損切りとみられる買戻しなども見られ、買い急ぐ動きはないものの堅調な地合いが続いた。明日明後日は月替わりということで利益確定売りに押されることになるのかもしれない。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
高値圏での小動きが続いている。25日移動平均線の上昇もそろそろ止まるところであり、調整が続くことになるのだろう。
☆ あれやこれやと一言 ☆
本日も堅調ながらも上値は重いという展開となった。ハイテク銘柄などが業績期待で買われたというよりは買戻しで買われたということで相変わらず中身のない、腰の据わらない買いが中心となって指数を押し上げた感じだ。
手仕舞い売りも多いので、明日明後日は利益を確保するような売りもみられるものと思われ、冴えない展開となりそうだ。逆に高くなるようであれば、年明けは冴えない始まりとなるのだろう。
月初の買いが期待されて売り難いのかもしれないが新型コロナウイルスの感染拡大が続くなかでの年末・年始であり、持高をしっかりと持って年越しは厳しいと思われる。空売りが積み上がるようであれば年初は高いのだろうが、空売りが積み上がらないと冴えない展開となるのだろう。
バブル相場には違いないと思うがバブルではないという声の方が大きく、ということはバブルなのだと思う。バブルは誰も気が付かないところで、破裂するので、今度下がってきた場合には今度こそ下落の始まりとなる可能性もありそうだ。
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