樺 淳一 | 2021年01月05日 09:08
昨日はドル円が102.71まで下げるなどドル売りが目立ちましたが、
NY市場でダウ平均株価が急落。
一時3万ドルを割り込むほど高値から一直線に下げ、
為替市場ではドル高円高に。
今の相場はリスク回避でドルが買われやすくなっていますので、
ドル円は反発して103円台を回復し、
日足で下ヒゲを形成する結果となっていますね。
そのため、ドル円は下げ一服なのか?これから反発するのか?
気になる所ですが、
少なくとも昨日の下ヒゲはあまり信用しない方が良いでしょう。
直近の相場では、12/14にも同じような下ヒゲを形成しましたが、
翌日の相場で再び下げて反発分をほぼ全戻し。
安値を切り下げて102円台に突入する流れとなっていますので、
今はそれだけドルが売られやすい環境だと認識しておきましょう。
【ドル円 日足チャート】
もちろん、素直に反発が続く可能性もありますが、
買いポジションは取らずあくまでも売り目線。
昨日の解説でもコメントさせて頂きましたが、
103円後半の水準では戻り売りを行う予定です。
反発したら売り。今のドル円はシンプルに考えています。
【ドル円 日足チャート】
なお、本日は米上院の決選投票を控えており、
米議会の上下院でねじれとなるのか回避されるのか注目が集まっています。
そのため、結果が判明するまで方向感が出ない可能性もありますが、
結果次第で相場のトレンドに変化が現れるようであれば、
順張りでトレードを検討したいと考えています。
一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
●今日の経済指標
08:50 [日本] 12月マネタリーベース
16:00 [ドイツ] 11月小売売上高指数
16:45 [フランス] 12月消費者物価指数
17:55 [ドイツ] 12月失業者数
18:00 [ユーロ] 11月マネーサプライM3
24:00 [アメリカ] 12月ISM製造業景況指数
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