樺 淳一 | 2021年01月20日 09:35
おはようございます。Jです。
昨日は円売りが強く
ドル円やクロス円は反発の動きが目立つ展開となりましたね。
豪ドル円は昨日の反発によって再び80円台を回復してきましたが、
注意したのは直近のトレンド。
1月初旬から形成したWトップのネックラインを下抜けており、
現時点ではネックライン付近の水準に戻した局面です。
また、昨日の相場では80.30付近から戻されていますので、
80円付近の攻防に注目。
再び下げに転じて直近安値(79.51)を切り下げた場合、
価格が25日移動平均線も下抜けてくる可能性があり、
達成すると昨年11月の米大統領選以来の変化となりますので注意。
そのため、買いは控えてもうしばらく様子見したいと考えています。
【豪ドル円 4時間足チャート】
【豪ドル円 日足チャート】
そして、豪ドル米ドルに関しましても
0.76後半~0.78のレンジで持ち合いが続いていますが、
ジリジリとレンジ安値圏に到達。
また、フォーメーションも三尊天井を形成中なので、
安値を切り下げた場合は売り目線。
達成した場合は、テクニカル面でも価格が25日移動平均線割り込み
昨年11月以来のとなりますので、注目したい局面です。
(逆に高値切り上げとなった場合は買いとなります)
【豪ドル米ドル 4時間足チャート】
【豪ドル米ドル 日足チャート】
なお、明日は豪雇用統計の発表を控えており、
日銀会合の結果発表や黒田総裁の会見も予定されていますので、
こうしたイベントをきっかけに変化が発生するのか?
併せて注目したいと考えています。
一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
●今日の経済指標
16:00 [イギリス] 12月消費者物価指数
16:00 [イギリス] 12月小売物価指数
16:00 [イギリス] 12月卸売物価指数
16:00 [ドイツ] 12月生産者物価指数
19:00 [ユーロ] 12月消費者物価指数
21:00 [アメリカ] MBA住宅ローン申請指数
24:00 [アメリカ] 1月NAHB住宅市場指数
26:00 [イギリス] ベイリー英中銀(BOE)総裁、発言
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