上値の重い展開か!? 方向感は見らない!? 日々是相場-朝刊-

 | 2021年02月15日 07:58

おはようございます。

 東北地方でまた大きな地震があり、被害も出ている。株式市場への影響は少ないと思われるが、災害に対しての懸念というものが出て来る可能性もある。新型コロナウイルス感染拡大が一服となり終息への期待が高まり、企業決算も好調なものが多いということで売り急ぐこともないのだろうが、ちょっとしたことで手仕舞い売りを急ぐ動きが出ることもありそうだ。
 世界的な金余りということで業績以上に買われているものも多いが、株価が先行しているということで実際の業績がついてくるのかどうかということだ。今のところはまだ追いついてきておらず、買われすぎ銘柄が多く、好決算を発表して売られる銘柄も多くなっている。買われ過ぎ感が強いということになると売り急ぐ動きもありそうだ。3月の決算月を控えての持高調整などが進む可能性もあり、空売りが積み上がってこないと、GDPの発表などをきっかけに調整が始まるということもありそうだ。

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先週末に29,500円を割り込んで終わったことで29,500円を超えると売られるのではないかと思う。買いが買いを呼ぶという展開になると一気に29,800円あたりを試すことになるのだろうが、米国市場も中国市場も休場となるなかで、オプションSQ(特別清算指数)算出も終わり、手掛かり難で動かないのではないかと思う。当面は29,000円台で一進一退となるのではないかと思う。

買われすぎ銘柄の方が目先的には値動きが良いが、引き続き売られすぎ銘柄に注目しておく。本日はGDP(国内総生産)の発表もあり、かなり改善が期待されるだけに予想通り改善しているとすれば、買われすぎ銘柄が買われる可能性が高い。

SQが終わり次は3月のメジャーSQに向けて、3月期末に向けての動きとなりそうだ。ここまで高値圏にあることから買戻しは一巡となったものと思われ、高くなることに対して売り向かうような動きは一段落となっていると思われる。

先高期待が強いだけに買戻し一巡となるものが売られ始めると大きな下落となる可能性もあり、30,000円水準までは上昇するという予想で臨み、一方で急落のためのヘッジも入れておくということで良いのだと思う。

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