樺 淳一 | 2021年03月11日 09:30
相場はドル売りが継続。
NYダウ平均株価が上昇して再び史上最高値更新となる中、
米長期金利やドル指数は下げに転じていますね。
また、本日はECBのイベントを控えていますので、
ユーロの動きにも注目。
ユーロ円は連日の持ち合いで129円台前半を推移しており、
方向感のない値動きとなっていますね。
ECBのイベントをきっかけに買いが強くなり
130円を目指すか注目したい局面ですが、
下げに転じた場合も買い目線。
2月の上昇で昨年12月以降の持ち合いを上抜けていますので、
目立った動きがない限り買い目線で対応したいと考えています。
【ユーロ円 日足チャート】
また、ユーロドルに関しましても反発が続いていますが、
直近の下落で安値を切り下げていますので現時点では売り目線。
ECBのイベントをきっかけに極端な急騰が発生しない限り
売り目線で対応したいと考えています。
【ユーロドル 日足チャート】
ただし、ユーロドルはドルの動向にも影響を受けますので、
ドル売り(ドル買い)の変化にも注意。
そして、ユーロドルの上下はユーロ円の動きにも影響を与えやすいので、
こうした材料やタイミングを考慮しながら判断したいと考えています。
また何か変化などございましたら改めて解説させて頂きますので、
一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
●今日の経済指標
21:45 [ユーロ] 欧州中央銀行(ECB)政策金利
22:30 [ユーロ] ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、定例記者会見
22:30 [アメリカ] 前週分新規失業保険申請件数
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