樺 淳一 | 2021年03月17日 11:06
昨日は米小売売上高が予想-0.5%に対して結果が-3.0%と大幅に悪化。
ドル円は108.77まで反落しましたが、
NY市場にかけて反発して本日東京市場では109円台を回復していますね。
しかし、本日はFOMCのイベントを控えていますので、
発表内容やその後のパウエル議長の会見による発言に注意が必要です。
また、通貨ペアの中ではユーロドルのトレンド変化にも注目。
昨日も続落して1.19付近を推移しており、
3月からトレンドが崩されている状態ですが、
再び上昇してきた場合は、安値圏でWボトムを形成。
3/11高値(1.1989)を切り上げた際には、
目先のトレンドが再び上向きに転換する期待が持てる環境となりますので、
達成した際には買い注文を発注したいと考えています。
【ユーロドル 4時間足チャート】
なお、ユーロドルのトレンドが回復してきた場合、
ユーロ円も連れて上げやすくなりますので、
リスク回避(ドル買い円買い)の地合いが顕著に現れない限り、
買い目線で対応したいと考えています。
あとは、FOMC後にどのような値動きとなるか?
実際の値動きを確認しながら判断致しますので、
目立った変化などございましたら改めて解説させて頂きます。
一つの見方として参考になれば幸いです。
それでは、本日もよろしくお願い致します。
●今日の経済指標
19:00 [ユーロ] 1月建設支出
19:00 [ユーロ] 2月消費者物価指数
20:00 [アメリカ] MBA住宅ローン申請指数
21:30 [アメリカ] 2月住宅着工件数
21:30 [アメリカ] 2月建設許可件数
27:00 [アメリカ] FOMC終了後政策金利発表
27:30 [アメリカ] パウエルFRB議長、定例記者会見
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