2021年のIPO銘柄で2022年も堅調に推移すると期待される3銘柄

 | 2021年12月01日 19:54

2021年は1999年のIPOブーム以来となるIPOが非常に活況な年となった。

Robinhood Markets (NASDAQ:HOOD)やCoinbase Global (NASDAQ:COIN)などのようにIPO後投資家の関心を十分に引き付けられなかった銘柄もあるが、初値から価格が倍に高騰したような銘柄もある。

下記に挙げる3社はいずれも、ハイテクのユニコーン企業であり、急速な成長および広範な事業機会を背景に、それぞれの分野でリーダー的存在になるかもしれない。.

1. Affirm Holdings/h2
  • IPO日:2021年1月13日

  • IPO価格:49ドル

  • 年初来リターン:+158.5%

  • 時価総額:$35.6 Billion

Affirm Holdings (NASDAQ:AFRM)は2021年に先人を切ってIPOした。同社はフィンテック企業であり、人気が増している「後払い決済」を可能にしたリーダー的企業である。上場時初値は49ドルであり、当初の初値予想である41ドル~44ドルを上回っていた。

同社はPayPal (NASDAQ:PYPL)の共同創業者であるMax Levchin氏によって2013年に創業され、NASDAQ市場にて初日に98.5%値上がりし、97.24ドルで取引を終えた。上場によって同社は12億ドルの資金調達を実現した。

上場後も同社は値上がりを続け、11月8日には上場来高値となる176.65ドルに達した。これは初値から158.5%の上昇である。昨日は126.68ドルで引けた同社の時価総額は今や356億ドルだ。