ミューチュアル・ファンド(投資信託)から変換された2つのETF

 | 2021年12月07日 21:33

投資家は上場投資信託(Exchange-traded funds (ETF))という投資商品への関心を高めていることから、多くの投資運用会社が投資信託をETFへと変換している。

直近数ヶ月でもよる と「10月のETF市場の規模は696兆ドルと3783億ドル(5.7%)増加した。過去12ヶ月間でETF市場は2.28兆ドル(48.6%)拡大している」と報じている。

投資家にとってETFは投資信託よりも取引がしやすいことに魅力を感じている。また、一部の地域では税制優遇措置もある。加えて、ETFのほとんどは年間の運用報酬が非常に低位だ。

この記事では最近転換されたETFを2つみていく。どちらも読者のポートフォリオの分散化において重要なオルタナティブ投資のツールになるかもしれない。

1. Dimensional US Targeted Value ETF/h2
  • 現在の価格:46.64ドル

  • 52週レンジ:41.29ドル~49.67ドル

  • 配当利回り:0.96%

  • 運用報酬:年率0.34%

Dimensional US Targeted Value ETF (NYSE:DFAT) はDimensional Fund Advisorsが運用しているTax-Managed US Targeted Value Portfolioとしてかつて知られていた。当投資信託は1988年12月に取引を開始し、2021年6月にETFとして上場 した。当ETFは米国の中・小型株にアクティブ投資を行うファンドだ。