リフレ・トレードの復活によって妙味が増すETF2選

 | 2021年12月14日 20:39

金融市場では「リフレ・トレード」が注目されており、2021年はやんわりながらこのような取引が意識されていた。リフレ政策は景気減速の後にしばしばみられるものだ。「中央銀行による金融緩和のほか、デフレを防ぎ、経済を浮上させるために行わるそのほかの財政刺激策や政府支出の増大」などが挙げられるとエコノミストは発言 している。

またKKRは「すでに割高感のある人気銘柄を避けるべきだ。(中略)これらの人気グロース株のパフォーマンスはそこまで良くない」と警戒している、

もちろん、このような予想に対してすべての市場参加者が賛同することはないだろう。考えが違うからこそ、変動性のある市場がみられるのだ。

この記事では、KKRの見通しをもとに、2022年に堅固なリターンが期待できるETFを2つ紹介する。

1. Invesco S&P MidCap 400 Pure Value ETF/h2
  • 現在の価格:93.60ドル

  • 52週間のレンジ:30.13ドル~99.71ドル

  • 配当利回り:1.23%

  • 運用報酬:年率0.35%

Invesco S&P MidCap 400® Pure Value ETF (NYSE:RFV)はS&P Midcap 400 Indexを構成する米国の中型株に投資を行う。ファンド・マネージャーは株価純資産倍率や株価収益率、株価売上高倍率などに注目している。