Canadian Mining and Energy Corporation(通称、CAMECO)株が2022年に上昇すると考える5つの理由

 | 2022年01月05日 03:52

この記事はInvesting.comの独占記事です。

  • 2021年にもCAMECO株は大きく上昇

  • ウラン価格が上昇している3つの理由

  • CAMECO株の上昇基調は今後も継続すると予想

  • CAMECO株の2022年以降の見通し

  • アナリストもCAMECO株には強気姿勢

ウランは周期表のアクチニド系列に属する。その主な用途は原子力発電における燃料であり、金属でありながらエネルギー関連のコモディティという区分である。 1キロ・グラムのウランで1,500トンの石炭に相当するだけのエネルギーを生み出すことができる。

ウランは軍事利用も可能で核兵器の製造やその他産業用および医療用の使用用途もある。ウランはコモディティとして考えられているが、その他のエネルギー資源や金属ほど活発に取引がなされているわけではない。

原油lや天然ガス、石炭や銅などの卑金属と同様に、生産者、消費者、投機家が価格を決定を行う活発な先物市場があり、ウランは主に予約取引されている。 2021年にコモディティは強気相場となり、その流れにウランも乗るかたちとなった。

2020年末時点で、ウラン価格は1ポンドあたり30.70ドルであったのが、2021年10月31日には13ドル高い、43.70ドルとなり、2021年柱に42%価格が上昇した。

Canadian Mining and Energy Corporation(通称CAMECO)(NYSE:CCJ)はカナダのサスカトゥーンに本社を置く、カナダのウラン製造業者であり、当資源を米州、欧州そしてアジアに販売している。カザフスタンに次いで、カナダはウラン製造で世界2位の位置にあり、オーストラリアがそれに続く。

2021年にもCAMECO株は大きく上昇/h2

Kazakhstan’s Kazatomprom (KZ:KZAP)は世界最大手のウラン製造業者だが、同社は2019年に13,291トン、2020年に10.736トンのウランを製造した。

フランスのウラン製造業者Orano社は2019年に5,809トン、2020年に4,453トンを採掘した。CAMECOは2019年は4,754トン、2020年は3,021トン生産している。