Investing.com | 2022年01月06日 03:34
2021年も米国株にとって素晴らしい年となった。金融市場の主要株価指数であるDow Jones、S&P 500種指数、NASDAQは、コロナ懸念が続いているものの世界経済に対する楽観論に下支えされて、いずれも堅調な上昇を記録していた。
2022年の株式市場には、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和策の引き締めやコロナウイルスの感染問題など、慎重になるべき理由が多く挙げられるが、下記に紹介する3銘柄は新年も株主に素晴らしいリターンを提供し続けると期待する。
Googleの親会社であるAlphabet (NASDAQ:GOOGL) の株価は2021年に急騰し、ハイテク巨大企業の革新的な製品とサービスに対する旺盛な需要に支えられて、2022年も上昇を続けると見込んでいる。
同社は昨年、年間65%近い上昇率を記録し、「FAAMG」の中で最も成績の良い銘柄となった。火曜日は2,887.99ドルで取引を終了し、11月19日に達した過去最高値の3,037.00ドルが目前に迫っている。
現在の水準で、同社の時価総額は1兆9200億ドルで、米国証券取引所で取引されている企業の中で、Apple (NASDAQ:AAPL)とMicrosoft (NASDAQ:MSFT)に次いで3番目の価値の高い企業となった。
Googleの2021年の上昇は、広範なオンライン広告市場での強さと、同社のクラウド・プラットフォームに対する好需要に後押しされたもので、第3四半期の売上は45%増の49億9000万ドルに達した。同社は、Amazon (NASDAQ:AMZN)のWeb ServicesやMicrosoft Azureに追いつくため、クラウド事業に多額の投資を行っている。
さらに、YouTube部門からの広告収入が好調に伸び、前四半期には前年同期比43%増の72億1000万ドルを記録したことも、金曜市場では好感された。
2022年を展望すると、コロナによる混乱からの経済回復に伴い、デジタル広告支出の急増が続いており、同社の勢いが続くと予想されている。中核となる広告収入事業は、前四半期に前年同期比43%増の531億ドルを記録した。
この点を考慮すると、今後1年間、力強い上昇トレンドが続くと予想される。実際、InvestingProの定量モデルでは、今後 12 ヶ月で、株価は現在の水準から 15.9%上昇し、調査 した12人のアナリストのうち9人は、同社について楽観的な見方をしている。
出所:Investing.com
The consensus among those polled forecast a gain of roughly 22% from current prices to $116.36/share.
回答したアナリストのコンセンサスでは、目標株価は現在の価格からおよそ22%高い116.36ドルとなっている。
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