ゲームおよびメタバースに強気筋に最適なETF

 | 2022年01月26日 11:07

Microsoft (NASDAQ:MSFT))は先日、大手ゲーム制作企業のActivision Blizzard (NASDAQ:ATVI)の買収を発表した。1月18日に報告された全額現金での買収により、ATVIの株価は1株あたり95ドルとなり、前取引日の終値から45%以上のプレミアムがついている。

Activision Blizzardは、Call of Duty、Crash Bandicoot、Diablo、Guitar Hero、Overwatch、Warcraftなどの人気ゲーム・シリーズで有名だ。しかし、市場では、Microsoftのこの動きは、ゲーム界における体制強化というよりも、メタバースへの大きな一歩であるとみなしている。

メタバースを巡る企業競争/h2

2021年は、物理的世界とデジタル世界がますます融合する複合現実(MR)が重視されるようになった。多くの読者が覚えているように、2021年10月にFacebook (NASDAQ:FB)はMeta Platformsに社名を変更し、この投資テーマが注目されるようになるきっかけにつながった。

世界のメタバース市場規模は、取引を阻止する可能性 を含め案件を精査している。

一方、Microsoftの買収が法的なハードルに直面しなければ、同社は2023年度中に買収が完了する見込みだ。結果はどうであれ、市場は現在メタバースをめぐる企業競争が今後数年で拡大すると予想している。別の言い方をすれば、この分野に対する多くのハイテク大手の関心を中小のゲームおよび関連エンターテインメント企業が集めることになりそうだ。

最近、メタバースの発展から恩恵を受ける可能性のある2つの上場商品(ETP)を取り上げた。それらは、MicroSectors™ FANG+™ ETN (NYSE:FNGS)とRoundhill Ball Metaverse ETF (NYSE:META)である。これらは現時点で市場で唯一のメタバース・ファンドとなっている。今後数ヶ月のうちに、Activision Blizzardのような企業もMETAの組入対象となる可能性がある。

最近のハイテク株の下落は、バイ・アンド・ホールドの投資家にとって、これらの銘柄がより安価で購入できることを意味する。この記事では、様々な読者にとって魅力的な上場投資信託(ETF)を紹介する。

Roundhill BITKRAFT Esports & Digital Entertainment ETF

  • 現在の価格:22.62ドル

  • 52週間のレンジ:22.62ドル~39.38ドル

  • 運用報酬:年率0.50%

Roundhill BITKRAFT Esports & Digital Entertainment ETF (NYSE:NERD)は、世界中のeスポーツ、ゲーム、デジタル・エンターテインメント企業の株を組み入れている。当ETFは、2019年6月に新規上場した。