金は再び1,800ドルの命綱を手に入れたが、米雇用統計に耐えられるか?

 | 2022年02月03日 09:22

おそらく市場の強気筋も驚いたと思うが、金は3取引日前に華々しく下落した後、火曜日に1オンス=1,800ドルを再び超えた。

しかし、当記事執筆中(ニューヨークの午前0時過ぎ、シンガポールの午後1時、ロンドンの午前5時)には、COMEXの4月限はすでにサポート・ラインのすぐ下、1799ドル15セントで推移している。

サポート・チャネルを行ったり来たりするのは、コモディティ、特に金のように取引量の多いコモディティでは日常茶飯事なので、これは問題ではない。しかし、金が1,800ドルの水準に留まるのか、上昇を続ける可能性が本当にあるのかどうかを見極める必要はある。

その答えは、いつものように、ヘッドラインや経済指標、強気・弱気の判断、そしてチャートという3つの要素によって考えることができる。