米国の消費者物価指数の発表を前に、金は横ばいで推移

 | 2022年02月09日 22:56

ああ、CPIよ、CPI、あなたは何をもたらすのだろう。

木曜日に発表される1月の消費者物価指数(CPI)は、市場によって異なる意味を持つ可能性がある。

予想される前年同月比7.3%を下回れば、つまり12月の7.0%を下回れば、金利先高観は薄れ、過去2年間の高値圏にあるベース金利の上昇を留まらせ、株式投資家の最悪の恐怖を鎮め、S&P 500とダウ工業株30種平均が急伸することになるだろう。逆にインフレ率がこの水準よりも高いものとなれば、すでに年初来で10%近く下落しているNASDAQの割高銘柄にとって、またしても致命的なダメージを追わせる可能性がある。

金がこの2つの極端な値の間のどこに位置するのかは、推測の域を出ない。