暗号資産の下落は一服。ビットコイン、イーサリアムの新高値をつけるか

 | 2022年02月14日 21:59

この記事はInvesting.comの独占記事。

  • Bitcoin and Ethereumは弱気なテクニカル軌道を辿る

  • 売り圧力が弱まり、弱気トレンドは終了

  • 先週は大きく反発

  • ビットコインは51,100ドル、イーサリアムは3,530ドルの水準への動きに注目

  • 高値水準に達したら暗号資産は新高値に急伸する可能性

市場のボラティリティは、多くの投資家やトレーダーにとって強力な薬となる。それはしばしば投機、つまり損失のリスクとは無関係に利益を追求することにつながる。

十分に調査や研究をすることなく、投機的な意見や理論に従うと、多くの人が強気相場の中に身を置くことにつながる。暗号資産が登場する前、5セントで始まったものが11年間で7万ドルにまで上昇する資産クラスなんてこれまでみたことがない。しかし2010年に1トークンあたり5セントでBitcoinに1ドル投資した人は、史上最高値を記録した2021年11月中旬には140万ドル近くの価値になったのだ。

2022年1月の安値で価値が半減した後も、85万ドル近い価値があり、当初のバリエーションから考えれば依然として天文学的な上昇といえる。

11月の高値からの調整により、ビットコイン、イーサリアム、その他17,500以上の暗号資産の多くが流れ星的な存在から、落ちてくるナイフのように危険なものに変わった。先月安値に達した後、暗号資産は回復している。新たな、さらに高い高値に上昇する準備ができている可能性さえある。

もし歴史が繰り返されるなら、最近の値動きは投機的な衝動が市場参加者を掴み、急成長中の暗号資産を、再び価格破壊の舞台となる価格にまで引き上げる反発の始まりとみることもできる。

過去10年間の暗号資産のトレンドは、非常に強気であり続けた。しかし、早すぎる売りや遅すぎる買いは、これからも消化不良を起こすだろう。

BitcoinとEthereumは弱気なテクニカル軌道を辿る/h2

椅子取りゲームのように、ビットコインとイーサリアムが直近の史上最高値を更新した2021年11月10日、強気の音楽が突然鳴り止んだ。