米国の株式市場が低迷する中、分散効果を高める2つの新興国ETF

 | 2022年02月22日 00:10

地政学的リスクや経済的な不安から株式市場が下落しているため、投資家はポートフォリオを分散するための投資先を米国外に求めるようになっている。その結果、グローバルなエクスポージャーを提供する株式、特に新興市場(EM)へのエクスポージャーを提供する株式が脚光を浴びている。

Franklin Resources (NYSE:BEN)の子会社であるFranklin Templetonによると、新興市場を検討するにはインド など、いくつかの国が世界の株式市場でトップの成績を収めた。

一方、広範な中国株の投資家は、多くの成長分野において地方当局の規制強化の影響を受けた。その結果、過去12ヶ月間で深セン総合指数は約5.7%、上海総合指数は約5%下落した。

この情報をもとに、注目すべき2つの新興国関連のETFをご紹介しよう。

1. Columbia Emerging Markets Consumer ETF/h2
  • 現在の価格:23.86ドル

  • 52週間のレンジ:22.79ドル〜32.03ドル

  • 配当利回り: 1.08%

  • 経費率:年率0.49%

最初のETFであるColumbia Emerging Markets Consumer ETF (NYSE:ECON)は、新興市場の一般消費財、生活必需品、および通信サービスとなっている。こちらは2010年9月に初めて上場した。