現在進行中のコモディティ強気相場から利益を得るための2つの天然資源・金属ETF

 | 2022年03月03日 22:10

長年低迷を続けてきたコモディティ価格は、ここ1年以上安定した上昇基調を維持している。しかし、世界の製造業とサプライ・チェーンはウクライナとロシア双方からの原材料とエネルギーに依存しているため、ウクライナでの戦争の情勢は、状況をさらに劇的なものにしている。

この記事の執筆時点で、ブレント原油は120ドル近く、原油は117ドルに向かって取引されている。一方、小麦やトウモロコシなどの穀物を含む主要農産物の輸出国でもあることから、投資家と消費者は食品価格に注目している。

先日、農産物の上場投資信託(ETF)を取り上げた。天然資源の強気相場が続く中で、特に読者に魅力的な他の2つのETFを紹介しよう。

1. SPDR S&P Global Natural Resources ETF/h2
  • 現在価格:59.70ドル

  • 52週間のレンジ:48.58ドル~60.27ドル

  • 配当利回り:3.19%

  • 経費率:年率0.40%

最初のETFであるSPDR® S&P Global Natural Resources ETF (NYSE:GNR)は、主に農業、エネルギー、素材、金属、鉱業分野の大型株に投資している。こちらは2010年9月に売買を開始した。