4年ぶりのFRBによる利上げを受けて、アウトパフォームが期待される3銘柄

 | 2022年03月16日 20:45

米連邦準備制度理事会(FRB)は2日のFOMC会合を受けて広く期待されているように、2018年12月以来の利上げを実施し、25bpの引き上げがほぼ確実視されている。

投資家は、FRBがインフレと経済見通しについて何を語るのか、また将来の利上げの予測に注目している。一部のエコノミストは、高騰するインフレを抑制するため、今年中にあと5~6回の利上げを見込んでいる。

それを踏まえて、FRBの金融引き締めに伴い、さらなる上昇が期待できる金融セクターの3銘柄を以下に紹介する。

1. Bank Of America/h2
  • 株価収益率:11.5倍

  • 時価総額:3347億ドル

  • 年初来パフォーマンス: -6.7%

Bank of America (NYSE:BAC)は、JPMorgan Chase (NYSE:JPM)、Citigroup (NYSE:C)、Wells Fargo (NYSE:WFC) とともに米国の「ビッグ4」銀行のひとつである。

ノースカロライナ州シャーロットを拠点とする同社は、商業銀行業務、資産管理、投資銀行業務を主な金融サービスとして手掛け、米国の全銀行預金のおよそ11%にサービスを提供している。

BACは、年初来で約7%下落しており、火曜日の終値は41.50ドルであった。現在の水準で、BofAの時価総額は約3350億ドルで、JPモルガンに次いで米国第2位の銀行となっている。