高まる不況リスクを乗り切るためのETF2選

 | 2022年03月30日 21:46

株式市場では、米国と世界経済に景気後退や大幅な下落が訪れる可能性があるかどうかが議論されている。最近提言 する。

「不況とは、経済活動がピークに達した後、その後に続く谷、つまり最低の状態になるまでの期間のことである。谷とピークの間は、景気拡大期である。景気拡大が正常な状態であり、ほとんどの不況は短期間に終わる。」

このような事態が発生した場合の株式へのリスクを考慮し、熟練した投資家はすでにポートフォリオの一部に景気後退に備え始めている。

この記事では、経済が大きく縮小した場合に堅調に推移する可能性のあるETF(上場投資信託)を2つ紹介しよう。

1. Invesco Dynamic Pharmaceuticals ETF/h2
  • 現在価格:80.55ドル

  • 52週間のレンジ:72.25ドル~83.23ドル

  • 配当利回り:0.88%

  • 経費率:年率0.58%

ヘルスケア株や製薬業界は、一般的に不況に強いと考えられている。例えば、最近の学術研究では、米国の製薬産業が世界のリーダーであることが強調 されており、過去10年間、この業界はグローバルで年率6%近い成長を遂げている。

最初のETFであるInvesco Dynamic Pharmaceuticals ETF (NYSE:PJP)は、現在、米国内の製薬会社28社に投資している。研究開発に加え、様々な医薬品や治療法を製造、流通、販売している企業である。2005年6月に取引を開始した。